1.運行管理などについて審査基準が厳格化されます
・行政処分に対する減点が強化されます ※2024年度より実施
・法令遵守に対する配点を全面的に見直し、厳格化されます
2.健康管理、先進安全自動車など安全に対する高度な取組への評価
◆人為的ミスによる事故防止への取組
・安全性能が高い車両の導入推進のため、衝突被害軽減ブレーキに加え、ドライバー異常時対応シ ステム等国土交通省補助対象となっている先進安全自動車(ASV)の装置に評価対象を拡大します
◆健康起因による事故防止への取組
・運転者の健康管理を強化するため、評価対象を増やしました
これまで…「睡眠時無呼吸症候群対策」「脳血管疾患対策」
↓
今後…「睡眠時無呼吸症候群対策」「脳血管疾患対策」+「心臓疾患・大血管疾患対策」「視野障害対策」
※国土交通省のガイドライン等に基づき規定等を作成し、計画的に検査を実施している事業者について高く評価します
◆教育・訓練強化による事故防止への取組
・通常の走行訓練に加え、山岳道路、雪山等おける走行に特化した研修や訓練を実施している事業者を高く評価します
3.規則等改正への対応
◆運輸規則改正への対応等
・点呼の録画やデジタル式運行記録計等の義務化をはじめ、改正される運輸規則に基づき審査を実施し、遵守されていない場合は認定しません
・検知データ保存が可能等の高性能アルコール検知器の導入について高く評価します
◆改善基準告示への対応
・改正される改善基準告示よりも厳しい労務規定を設けている事業者を高く評価します
・改正される改善基準告示に対応し、遵守されているか厳しく審査し、対応できていない場合は認定しません
4.運輸安全マネジメント取組状況における配点の変更
◆事業規模毎による評価基準の廃止
・中小規模事業者と準大規模・大規模事業者の評価基準を統一し、配点の差をなくします
5.評価認定マークの変更及び最高評価を三ツ星から五ツ星へ変更
・三ツ星の3段階における評価から五ツ星の5段階における評価に変更します
※なお、車両に旧評価認定マークを貼付している2024年度までの旧制度で認定を受けている事業者は
2025年度以降に旧認定マークを付けていても認定有効期間内は認定事業者です
6.有効期間について、2年更新のみとし4年更新は廃止
・有効期限を2年更新のみとし4年更新は廃止されます
・2023年度及び2024年度に4年更新認定の事業者に対しては、移行措置を設けます
※なお、当事務所では、貸切バス事業の新規・更新許可申請(法令試験対策を含む)の他に、許可後の各種変更手続、バス協会・貸切バス適正化センターによる巡回指導対策や運輸支局による監査対策についてもサポートしておりますので、ご気軽にお問い合わせください。
なお、初回のご相談は無料でお受けしておりますので、ご気軽にお問い合わせください(ただし、出張相談を除きます)。
※当事務所では、ZoomやLINEなどのビデオ通話を利用した無料相談も行っております